東京科学大学病院様
(東京都文京区)
材料部や手術部管理の手術用鋼製器具の運用に
SURGICAL BRAIN SYSTEMをご使用いただいております。
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導入の背景・課題
年間7000件以上の手術をこなすために手術用鋼製器具・手術セットを数多く保有していますが、再生業務中での病院職員や外部職員の人的な管理ではトレーサビリティ作業が追いつかないと判断されました。さらにプリオン病の感染管理を実行するためには、現在の作業状態ではほぼ困難と判断し、システム化することを検討いただきました。
お客様のコメント
SURGICAL BRAIN SYSTEMでの手術用鋼製器具の組立作業 |
プリオン病に対するガイドラインが示され、鋼製小物のトレーサビリティーが必要になってきたことが一番最初ですね。
GS1-128を医療機器、医療材料の単品に表示することが原則になったことや、シンボルリーダーやRFIDなどの技術開発が進み環境が整ってきたことが具体的検討のきっかけです。
2段階導入の計画をして、当初はコンテナセットの管理を第一段階として導入しました。
コンテナとバスケットをRFIDで管理していましたが、セット内容の誤混入は避けられなかったため、第2段階として単品の管理システムの導入を行いました。
単品は2次元シンボルで管理しています。
トレーサビリティーはもちろんですが、セットや器材の稼働率が明確化されたことにより過不足を把握することができますし、人員配置も適正化でき、コスト削減につながりました。
ですが,システムの導入効果が出たことで現場スタッフの取り組み意識がより向上したことが一番の成果だったのではないかと思います。
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SURGICAL BRAIN SYSTEMでの手術用鋼製器具の単品管理やコンテナとバスケットのRFID管理を行い、セット内手術用鋼製器具の紛失や誤混入は限りなくゼロに近づいているとのことで、十分にご活用いただいています。
今後も修理品の把握や資産管理、作業把握に努め、手術室・中央滅菌材料室の作業の質を高めていらっしゃいます。
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